睡眠障害の改善を促す魚の栄養

ストレス過多の社会、うつや不眠に悩む人が急増していると言われます。適度にストレスを発散してリラックスすることが重要と言われても、既に症状に悩んでいる人は、普段からそういった習慣を持つことが難しいために不調に陥ってしまった面がありますので、リラックスを強要されることがかえってストレスとなってしまいます。完全な睡眠障害やうつ病となってしまった場合は、もちろん早めに医療機関を受診することが大事ですが、寝付きが悪いなど軽度の睡眠障害であれば、日々の食べ物に気を付けることで改善のきっかけを得る可能性を高めることができます。
寝付きが悪かったり、夜中に目覚めてしまうような睡眠障害は、就寝時に身体をリラックス状態に導いてくれるはずの副交感神経の働きが弱まっていると考えられます。副交感神経は、呼吸や消化など意識しなくても働いてくれる、全身の働きを司る自律神経のリラックス担当神経ですが、それが優位になるべき就寝時に、昼間の緊張やアクティブな動きを担当する交感神経のほうが活発となってしまっていることで、不眠気味となります。要は自律神経の働きを整えれば、リラックスすべき時に副交感神経が優位となって、質の良い睡眠をとることができるようになります。
自律神経を整えるためのカギとなるのは、セロトニンという脳内の神経伝達物質と言われます。セロトニンが多く分泌されている人は幸福感を感じやすいと言われ、その量が極端に低下するとうつ状態に陥ってしまいます。セロトニンはストレスの刺激を受けた交感神経が興奮するのを防ぐことで、自律神経のバランスを保つことにも貢献しています。このセロトニンの分泌を促すためには、トリプトファンという必須アミノ酸が欠かせませんが、それを多く含んでいるのが魚が持つ良質たんぱく質です。魚料理そのものを毎日摂取することは、なかなか難しいものがありますが、白身魚が主な原材料の練り物であれば、日々のメニューに具材をして導入しやすく、トリプトファンのセロトニン合成を助けるビタミンB6の多い食品と合わせることで、効果を高めることも可能となります。ネット通販が一般的となり、業務用食材の調達がしやすくなりましたが、産地直送の鮮魚などと共に練り物もお得に購入し、ストックしておくと便利です。「業務用丸干し・ひらき・あじの仕入れ・卸売・通販は食らぶ市場へ」もそうですが、業務用練り物の多くは冷凍で配送されますので、そのまま冷凍庫で保存でき、毎日、和洋の料理に利用することで、魚の栄養をまるごと摂取することができます。