ルアーの製作では魚の動きに注目する

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釣りの世界では、ルアーフィッシングやフライフィッシングなどのゲームフィッシングも大人気です。ゲームフィッシングでは、キャッチ・アンド・リリースがルールとなっていることが多く、釣った魚を持ち帰って食べるといったことはあまりしません。自然保護の観点から、普通はその場で川や海に戻してやります。釣りというものを、自然の中で魚相手に繰り広げるゲームといった捉え方をするのです。ただ、ハリの掛かりどころが悪くてひどく魚体を傷めてしまったような場合は、戻してやっても死んでしまう可能性が高く、持ち帰ることはルール違反にはなりません。
ルアーフィッシングではいろいろなタイプのルアーを用いてゲームを進めますが、ターゲットはルアーをエサと認識して、これを食べようとアタックしてくるだけとは限りません。その派手な色やトリッキーな動きに刺激され、敵やライバルと勘違いして襲ってくることもあるのです。そのため、釣り人は、いろんなタイプのルアーを用いて、いろいろなケースを想定してゲームを組み立てていきます。ゲームで使うルアーは釣具店などで市販されていますが、これを自分で製作する人も少なくありません。自分の手で気に入った色を塗り、気に入った形に仕上げたルアーで、実際に魚を釣ってみたいと思うのです。ミノーというタイプのルアーはバルサ材を用いて、またスプーンといったタイプのルアーは金属の板などを用いて製作します。これらの材料やほかに必要な用具などは街のホームセンターなどで簡単に揃えられます。
ミノーは自分の狙うターゲットがいつも食べているエサとなる魚を想定して製作することが多く、浮力が強くて軽い木材のバルサを削って製作します。バルサをエサの魚の大きさと同じになるように半身ずつ削り、張り合わせて作るのが基本です。このとき、真ん中部分には真鍮の線を通し、魚のお腹の部分にあたるバルサの中にオモリを埋め込みます。頭部から出した真鍮は曲げてラインを通すリングにし、尾の部分の真鍮にはフックをつけておきます。また、ミノーのアゴの下にあたるところには切り込みを入れ、ルアーの動きをポイントになるプラスチックのリップをつけます。
ルアーは水の中で使うわけなので、当然、防水処理がされていなければなりません。これは、セルロースセメントというものへのドブ漬けを繰り返して行います。また、ルアーは魅力的に動くようにする必要があるので、お風呂場などで動きのテストをしてみることも必要となります。動きに納得できたら、カラーリングを施して仕上げていきます。自分で製作したルアーで実際に魚を釣り上げたときの感動は、何にも換えがたいものがあります。